不動産の名義変更

土地登記簿の参照は、誰にでも許されています。
法務局で閲覧することで、不動産の所有者や担保の有無を確認することを可能にしているのが、登記簿です。
登記簿の記述が実体と違っている場合には、金融機関から資金を借り入れる際の担保にしたり、土地を売買するなどの際に、トラブルが起こります。
そのためにも、相続が確定したら、相続した土地の名義を相続人のものに変更することが必要です。

登記に必要な書類は、遺産分割協議の内容に応じて変わります。

◆法定相続人が一人の場合または法定相続分で相続
・被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本
・法定相続人の戸籍謄本
・法定相続人の住民票
・相続する不動産の固定資産税評価証明書

◆遺産分割協議で決めた割合で相続
・被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本
・法定相続人の戸籍謄本
・法定相続人の住民票
・相続する不動産の固定資産税評価証明書
・法定相続人の印鑑証明書
・遺産分割協議書